面従腹背、世を生きる処世術なり

ドクターX


最近、amazonビデオで、「ドクターX」シーズンⅠからシーズンⅣまでを視聴している。
放映中は、見ませんでしたが、「わたし、失敗しないので」ぐらいは、聞いたことがありました。

上司に対して、「御意!」

会社組織と同じですな


会社の会議を思い出しましたよ。
その場の上司が言うことに対して、異をとなえる人もなく、御意とはいわないが、「Yes」「イエス」という。
話し合いではなく、上司の展開の場である。

まったく同じシチュエーションである。

異をとなえる状況ではなく、その場のトップの思いつきで、事が進むのである。異をとなえようものなら、強烈なパワハラである。

「面従腹背」の状態である

「面従腹背・めんじゅうふくはい」とは、「服従しているように見せて、実は腹の中では背いている」様を指す。「面従腹誹・めんじゅうふくひ」の「誹」を「はい」と読み違え、誤って「背」の字を当ててしまったことが所以だろう。その証に「面従腹背」は、明治時代以前には全く見当たらない。全ては明治以降に出現する完全和製四文字熟語だ。(So whatより)
学校法人加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、退任後に首相官邸批判を始めた前川喜平・前文部科学事務次官の座右の銘が、「面従腹背」とのことである。だれが、非難できるだろうか。上司にいちいち逆らっていたら、仕事は進まないのである。


 「役人の心得として面従腹背の技術、資質は持つ必要がある」。前川氏はこうも得々と語り、独自の吏道論を披露していた。文科省特有の文化・体質なのか。(産経ニュース)
正直で誠によろしい。きれいごとばかり言うなかれ、これが現実なのだ。 

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